希少な2000年蒸留の原酒を使用した新たなるアードベッグ「Y2K」。
古いポットスチルから生まれた原酒と、現代の革新的なブレンド技術が融合した唯一無二の味わい。
2000年、ささいなミスによって数樽のバッチが遠く離れた熟成庫へ送られてしまいました。
その原酒が長い時を経て発見されて以来、最高蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士はこのきわめて希少なミレニアム・スピリッツの行く末を考え続けていました。
自身の昔の計画を実行に移すことを決意したビル博士は、アードベッグがこれまでやったことのないことを実行します。それは2000年蒸留の希少な原酒を厳選したアモンティリャードシェリーの樽で追加熟成することでした。これは単に蒸留所初の試みであるだけでなく、2000年に発足したアードベッグコミッティーへの敬意の表れでもあります。この樽の変更によって、スモーキーな年代物のアードベッグにクリーミーなトフィー、アンティークの革製品にアーモンドといった力強くも新しい味わいが吹き込む一本に仕上がりました。
この限定品はY2Kシリーズの第2弾です
Tasting Notes
色: 淡い琥珀色
香り:香り高く、深く、芳醇でスパイシー。クリーミーなトフィー、開花したブラックカラント、クレオソート、コ石炭を使った石鹸、アンティークレザー、アーモンドナッツの美しいノート。加水すると、炭、黒鉛、湿った苔のヒントが現れ、独特の煤(すす)のようなニュアンスとともに立ち上がります。
味わい:口に含むと驚くほどパワフルでスパイシー。深みがあり強烈なスモーキーな風味が爆発的に広がる。コールタールが薪の煙と混ざり合い、消毒液のようなトローチが焚き火の残り火と出会うかのよう。アモンティリャードシェリー樽の影響も感じられるが、あくまで背景に控えめ。トフィー、レザー、シナモン、クローブの繊細なノートが感じられる。
余韻:長く、そしていつまでも続く後味。メントール、ユーカリ、亜麻仁油、そして炭のヒントが感じられる。
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