以前出した宝珠は毘沙門天の宝珠摩尼でしたが、
今回の宝珠は、主に物でも人や時間や環境やあらゆる事象や、良き縁をつまり全てに福に導く風を起こすとされて来ましたが、ブータンではシャーキャシリ尊者(ミラレパの瑜伽の正嫡で、全世界から認められた師でした。
釈迦、ミラレパ(第二の仏陀と称賛された)の全てを受け継ぎ大成就者となりましたが、引き継いだ弟子が、ブータンの座主となり、現在はこの世にはいませんが、今も学僧などが度々目撃したり、いろいろ教えに来ているとされています。
その宝珠はそれぞれの人に応じてよき風を吹かせ、この世の福を堪能するのも良し、周りに分けるも良し。
ただし福や幸運には法則があります。
水と運は貯まれば必ず腐って行きます。
昔は良いことがあればご祝儀と言い皆に食事やお酒を振舞い分かち合ったが、だいぶ少なくなりましたね。
また、以前宝くじの一等が当たった方の家に仕事で行ったら、家族も近所や皆猜疑で見て、誰も信じられなくなり、一家離散になり、おかねとともにすべて灰となってしまいました。
また、家庭に障害を持った子がいまれた場合は、福を背負って生まれて来たのだあら大切にしなければいけないとむかしからつたえられていますが、
東京の、ある和菓子店に障害を持った子がいまれました。
そのお店は古く、毘沙門天を大切にして来ましたが、そこに障害がある子供が生まれ、一族一同みなおおよろこびました。
昔から伝えられていて、待ちに待った瞬間でした。
どんなに世間が不況など苦しい時代でも繁盛し、今も東京ではんじょうしています。
豊かでも貧しくても、喜びがあってもわかちあえていますか?
さらによりよくするには、またの機会にでも。
福の宝珠は福を集め運に根を張り形にしていきます。
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