1916年製、イギリス・バーミンガムのアンティーク純銀製ミニトロフィーカップです。カップの側面にはイギリスのホールマークが鮮明に刻印されており、バーミンガムを示すアンカーマーク、スターリングシルバーを示すライオンパサント、そして1916年を表す小文字の“r”が確認できます。製作は当時活躍していた銀工房 Henry Bushell & Son(HB&S)の作品です。
全体のデザインはシンプルで洗練されており、片手ハンドルと高台のついたトロフィー型。鏡面仕上げの美しい艶があり、エドワード後期から第一次世界大戦期にかけての典型的なシルバースタイルが感じられます。サイズは非常に小さく、ベビーカップ、個人表彰用トロフィー、アンティークディスプレイとして理想的で、ジュエリー撮影や店舗什器としての使用にも適しています。銀の質感は柔らかく、経年による微細なキズや自然なくすみも含めて、100年前の銀製品ならではの風合いと魅力が感じられます。
このカップの形状は、片手ハンドルとラッパ口、高台を備えた典型的なミニトロフィースタイルであり、19世紀末から20世紀初頭にかけて、個人の功績表彰や子どもへの贈答品として広く用いられていました。刻印はありませんが、構造から見ても典型的な記念用トロフィーカップと考えられます。
サイズ:高さ約4.3cm 口径約3.2cm
販売は銀製の小さなカップのみです。撮影に使用したその他の小物は含まれません。
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