裏千家茶道点前教則25冊でまとめてみました。1巻から25巻 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
裏千家の茶道体系を再確認すべく、新たな点前教則シリーズとして刊行。点前手順のすべての写真を新規撮影、オールカラーの見やすい誌面構成で、基本の所作を詳しくきめ細やかに紹介します。判型はB5判と大きく、手取り良く、聞きの良いしなやかな造本です。
裏千家茶道 点前教則 25冊
1.入門 割稽古・客の心得
2.薄茶点前 風炉・炉
3.濃茶点前 風炉・炉
4.炭手前 風炉・炉
5.棚 風炉
6.棚 炉
7.中置
8.立札
9.小習事 一
10.小習事 二
11.小習事 三
12.小習事 四
13.小習事 五
14.大炉
15.逆勝手 風炉・炉
16.台目
17.向切
18.隅炉
19.応用点前 趣向と工夫
20.茶箱 一
21.茶箱 二
22.長板 風炉
23.長板 炉
24.台子 風炉
25.台子 炉
このたび既刊の『裏千家茶道教科』を基とし、より内容の充実を目指し た『裏千家茶道 点前教則』 全二十五巻を刊行する運びとなりました。
かねがね申しておりますように、点前教則本というのは、あくまでも修練のための《備忘録》として座右に置いていただくものです。
原則として、稽古場では稽古中にメモをとることは許されておりませ
ん。一点前終わったあと、水屋に戻って、懐紙を出して鉛筆でそそくさと
自分が間違えて直されたところを書き付けた覚えはどなたもお持ちだと思
こならいごといます。特に小 習 事十六ヶ条などは細かく書いておられるようです
そう言えば、私も自分で書いたメモをたくさん残しています。
しかしながら、その場でメモにとっておいたからといって安心してはなりません。教則本も同じことで、教則本があるから安心だと思わないでい ただきたい。身をもって覚えなくても、教則本を開いたら本がすぐ教えて くれるから大丈夫というように安易な使い方をされるのでしたら残念なこ とです。覚えて覚えてなおかつ覚え切れない、または忘れた部分を補助す るために教則本を使っていただきたいと思います。稽古場でいい加減に過 ごして、学ぶべきことを充分学ばずに聞き漏らしていたのでは、教則本を ひもといてもなかなか身に付くものではありません。
元伯宗旦居士が、「茶の湯とは心に伝へ目に伝へ耳に伝へて一筆もなし」 と示されたように、茶道は四百年以上にわたり、師から弟子、またその弟 子にという流れのなかで、心から心へ、身体から身体へと多くの思いが受 け継がれてきました。そういう意味で、なぜ一碗のお茶を点てるのかとい
う原点に向き合って只管に自らが身体で覚え、心に刻み込むことこそが唯無二の修練の方法なのです。その修練のための一助として『裏千家茶道 点前教則』をお使いいただければ幸いに存じます。
新品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。表紙小傷,小汚れ。数冊小口小シミ。2-3冊ぱらぱらとめくった感じでは、書込み・線引き等見当たりませんが、
見落としあればご容赦ください。ご理解の上、ご購入ください。 もちろん読む分には問題ありません。
なお細部に至るまではチェックしきれない場合がありますので、書き込み・線引き・記名・蔵書印・値札等ある場合があります。ご理解の上、ご購入下さい。
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